熱処理設備 修理メンテナンス
その熱処理設備、30年以上使っていませんか?熱処理炉の耐用年数はおよそ30,40年と言われており、耐用年数を過ぎたまま使い続けていると、不具合が生じる確率が高くなり、大きな事故にもつながりかねません。
日本テクノでは、当社の熱処理炉へ切替をご希望する方に向けて、他社メーカー製の熱処理炉のメンテナンスや修理にも対応しております。熱処理炉の切り替えもすぐに行うことはできませんが、当社にお任せいただければ、炉の切り替えまでの維持対応もすべて対応いたします。
「熱処理設備 修理メンテナンス」
の3つの特徴
01 その熱処理設備、30年以上使っていませんか?
熱処理炉を使用しているメーカーの方々や、熱処理加工業者の方々の中には、50年以上も炉を使い続けているという方もいらっしゃいます。しかし熱処理炉の耐用年数はおよそ30,40年と言われており、耐用年数を過ぎても使い続けているという方が多いのが現状です。
耐用年数が過ぎた熱処理炉では、通常よりも入念に熱処理炉のメンテナンスをしなければいけません。また耐用年数が過ぎていると、どうしても熱処理炉に不具合が生じる確率も高くなります。熱処理炉は事故も起きやすく、ヒヤリハットの観点から見ても、危険な現場のまま使い続けているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
02 熱処理炉の修理・メンテナンスもお任せください!
日本テクノでは、熱処理炉の設計・製造、熱処理の受託加工を主事業をしていますが、熱処理炉のメンテナンスや修理にも対応しております。お使いの熱処理炉の加熱室において撹拌機の振動が起きていたり、搬送装置や装置全体から異音が聞こえたり緩みが確認出来たり、そのような場合は熱処理炉の修理・メンテナンスが必要なタイミングです。
当社では、日本テクノ製のの熱処理炉へ切替をご希望する方に向けて、他社メーカー製の熱処理炉のメンテナンスや修理にも対応しております。熱処理炉の切り替えもすぐに行うことはできません。そのため当社にお任せいただければ、炉の切り替えまでの期間、既存の熱処理炉の維持対応もすべて対応いたします。
03 「でも新規での炉導入はコストが..」という方向けに、他社メーカーの熱処理炉の改造対応も承ります!
耐用年数が過ぎても熱処理炉を使い続けている理由には、新規での炉の導入はコストがかかるから、という理由が大きいと思います。そのようなメーカー・熱処理加工業者の方々向けに、日本テクノでは既設の他社メーカー製の熱処理炉の改造対応も行っております。
数十年前の熱処理炉では、省エネ性や機能面から見ても、改善の余地が大いにあります。また当社で得意としている、火やCO2が発生しないダイレクト浸炭への改造対応も可能です。既存の熱処理炉にお悩みがある方は、まずは一度お気軽にお問い合わせください。
「熱処理設備 修理メンテナンス」
の事例
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バネの浸硫窒化
- 熱処理炉 種類: マルチナイト
- 目的: 耐摩耗性向上
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産業用ポンプ部品の窒化処理
- 熱処理炉 種類: Sコート
- 目的: 耐摩耗性向上
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カーエアコン部品の浸窒焼入れ
- 熱処理炉 種類: Nハード
- 目的: 変形抑制
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ブレーキ部品の焼入れ
- 熱処理炉 種類: ずぶ焼入れ
- 目的: 耐摩耗性向上,強度向上
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クラッチ部品の浸炭処理
- 熱処理炉 種類: ダイレクト浸炭
- 目的: 疲労強度向上
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ステンレス素材への浸炭処理
- 熱処理炉 種類: ダイレクト浸炭
- 目的: 熱間強度向上
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クランクシャフトへの低歪み焼入れ
- 熱処理炉 種類: 減圧焼入れ
- 目的: 変形抑制
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樹脂射出成型機の材料供給ホッパーへの窒化処理
- 熱処理炉 種類: Sコート
- 目的: 耐摩耗性向上
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金型の水冷用穴に対する酸化被膜処理
- 熱処理炉 種類: ホモ処理
- 目的: 錆防止
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各種油圧ポンプ部品へのガス浸硫窒化処理
- 熱処理炉 種類: マルチナイト
- 目的: カジリ防止
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アクチュエーター部品への浸窒焼入れ
- 熱処理炉 種類: N-ハード(H)
- 目的: 変形抑制
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ノズル内部細孔へのダイレクト浸炭
- 熱処理炉 種類: ダイレクト浸炭
- 目的: 均一な浸炭によるバラツキ低減
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海外への展開も可能ですか?
弊社の設備販売は半数以上が海外への納入です。 東南アジアから北米まで、日系メーカー様の進出が活発な環太平洋へ、幅広く展開しています。
また、中国及びタイには熱処理の受託加工が可能な合弁会社を設けています。 そちらでは弊社の熱処理ラインがそのまま展開されているため、国内と同じ熱処理の実施が可能です。 -
問題を抱えているため、他の熱処理に切り替えたい
弊社は様々な熱処理技術を保持しており、御要求に則した技術的な相談・提案も可能です。
当WEBサイトには掲載しきれていない技術も数多く存在しますので、まずは営業窓口まで御問合せ下さい。 -
どのような炉を取り扱っていますか?
20kg~1000kg/chargeの工業用熱処理炉を主で取り扱っています。真空パージ仕様をベースに、光輝焼入れ、浸炭、窒化などの様々な形態の炉を製作しています。
自社で全設備を設計・製作していますので、ピット型、3室、ローラーハースなど、御要望に応じた特殊仕様にもお応え出来る体勢です。
焼戻炉、サブゼロ装置、自動搬送システム、排ガス無害化装置など、各種付帯設備も製作しており、熱処理加工ラインを全てお受けできます。