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熱処理 開発・加工事例

樹脂射出成型機の材料供給ホッパーへの窒化処理

樹脂射出成型機の材料供給ホッパーへの窒化処理 | 熱処理技術ナビ
熱処理 種類Sコート
目的耐摩耗性向上
材質SUS304等
業界自動車、電気機器
適用部品ホッパー
部品サイズ500×500

詳細説明

こちらは、射出成形機に樹脂ペレットを供給するホッパーに窒化処理を施した事例です。

成形機に樹脂ペレットを投入するホッパーは、耐食性に優れたステンレス材料を採用することが多いです。ステンレスは耐食性が高い材料ですが、金属材料としての硬度は高くないため、硬度が高くない樹脂材料であっても、連続的な接触によってホッパーの内面が削れてしまう可能性があります。

ホッパーや配管と材料が接触する面を窒化処理で硬化させることにより、長寿命化させることが可能です。ステンレスは表層に不動態膜(強固な酸化被膜)が存在するため、通常は570℃程度の温度で処理を実施する必要がありますが、上記温度では材料が有する耐食性が大幅に低下してしまうため400℃台の温度で処理を実施する必要があります。

但し、温度が低いと、不動態膜がバリアとなり適正な窒化処理ができなくなってしまいます。しかし熱処理技術ナビでは、炉の気密性及びガスの種類や投入タイミングを工夫して、なるべく材料の耐食性を低下させずに硬化させることが可能です。

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