常圧スマート浸炭の改造について、おおよそのスケジュールを教えてください。
常圧スマート浸炭の改造の流れとしては、基本的に下記になります。
- ①御社にお伺いして現場確認
- ②仕様の検討(試作・改造のスケジュール)
- ③弊社保有の常圧スマート浸炭炉にて試作
- ④試作評価
- ⑤ポータブルの制御システムを既存設備に搭載してテスト
- ⑥弊社内の試作と同等内容かを確認
- ⑦炉メーカー様のシステム連携確認、リスクアセスメント、日本テクノがサプライヤーに
- ⑧改造
- ⑨量産化
おおよそ上記のようなスケジュールになるため、⑧の改造に至るまで、最短で半年にて対応しております。ただし、熱処理工程がエンドユーザー様等のサプライチェーンに影響がある場合など、お客様のご状況、ご要望によっては、スケジュールの前後が発生する場合がございます。お客様に合わせて柔軟に調整させていただきます。
関連するよくある質問
-
メタノールとプロパンを雰囲気として利用している炉について、常圧スマート浸炭に改良は出来ますでしょうか?
改造可能です。 そのような雰囲気炉の場合でも問題なく改良できます。
改良の実施までのプロセスを解説しますと、まず品質の確認のためのサンプル品の実証実験を弊社の常圧スマート浸炭炉で行います。
その後、御社設備にて実証実験を行い、 問題なければ、御社の炉の改造の実施に至ります。
炉を購入する際に比べて改造であれば、コストはおよそ1/3で収めることができます。 大まかなスケジュールとしては、まずサンプル貰って弊社で実証実験しレポート報告を行うのに、およそ2週間。その後の御社の設備での実験自体は1日で可能ですが、1か月内くらいで日程調整しますので、1カ月リードタイムを見ていただけますと幸いです。
-
常圧スマート浸炭を検討したいのですが、まずはサンプルを御社で熱処理していただけますか?
はい、単品からでもサンプル品の常圧スマート浸炭の試作対応いたします。
サンプル試作の常圧スマート浸炭にて、既存の浸炭焼入れと比較検証を行い、問題なければ①既存の浸炭炉の改造、または②そのまま日本テクノに浸炭処理をご依頼いただく、という流れで対応いたします。