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熱処理 開発・加工事例

ダイカストマシン用スリーブのガス酸窒化処理

ダイカストマシン用スリーブのガス酸窒化処理 | 熱処理技術ナビ
熱処理 種類ガス酸窒化
目的凝着防止
材質SKD61
業界自動車・建機
適用部品スリーブ
部品サイズ直径200~300mm、長さ500~1,000mm

詳細説明

こちらはダイカストマシンに使われるスリーブヘガス酸窒化処理を行った熱処理加工事例です。
自動車部品や建機部品を製造されているお客様から、「アルミダイカストマシンに使われているスリーブの交換頻度を少なくし生産性を上げたい」というご相談をいただきました。
アルミダイカストマシンのスリーブは溶融させた材料を繰り返し押し込む過程でスリーブ内面にアルミが凝着し、成形する際の抵抗が大きくなると交換する管理となっており、従来は他の熱処理メーカー様で一般的なガス窒化処理を施しておりました。
そこで当社では一般的なガス窒化ではなくガス酸窒化処理ご提案いたしました。ガス酸窒化処理は窒化処理後に酸化処理を行うことで部品表面に酸化鉄の皮膜を形成する工法です。この酸化鉄皮膜が溶融アルミニウムの凝着を軽減させる効果を発揮し、結果としてスリーブ交換までに成形することが出来た部品数が50%程度増える結果が得られました。

当社ではガス酸窒化処理や各種窒化処理など、様々な種類の表面処理に対応しており、お客様のご要望に応じた機能・品質を保ちつつ、機械部品の長寿命化に貢献いたします。
機械部品の摩耗や凝着、耐食でお困りの方は、まずは熱処理技術ナビまでご相談ください。

固定概念を覆す熱処理工場を、
まずは体験してみてください

熱処理加工センターは、国内大手メーカー様をはじめ、
全国各地から研究開発・生産管理担当者の方々に
毎年数多くご訪問いただいております。
皆さまが口にされるのは、
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