1金型あたりの製作可能数が増加!鍛造金型へのマルチナイト処理
- 常圧スマート浸炭
- ダイレクト浸炭
- Nハード
- N-ハード(H)
- マルチナイト
- Sコート
- 減圧焼入れ
- ホモ処理
- ずぶ焼入れ
- カーボンニュートラル
- 変形抑制
- カジリ防止
- 均一な浸炭によるバラツキ低減
- 耐摩耗性向上
- 熱間強度向上
- 疲労強度向上
- 強度向上
- 錆防止
| 熱処理種類 | マルチナイト |
|---|---|
| 目的 | 潤滑性+硬化 |
| 材質 | SKD-61 |
| 業界 | 自動車 |
| 適用部品 | トランスミッション |
| 部品サイズ | φ300~φ1000(金型サイズ) |
詳細説明
こちらは、鍛造金型へマルチナイト処理を行った熱処理加工事例です。
叩いて成形を行う鍛造工程において、「金型が受けるダメージが大きく、寿命を延ばせないか」という切実なご相談をいただきました。従来の金型では、表面の硬化を目的として一般的な窒化処理を施していましたが、過酷な使用環境下ではさらなる長寿命化が大きな課題となっていました。
そこで当社からは、表面の硬度向上に加えて、優れた潤滑性を付与できる「マルチナイト処理」をご提案いたしました。 本提案の背景には、過去にラック形状の転造金型ダイスにおいて、同処理を施すことで大幅な寿命改善を実現した実績があったことが決め手となりました。
マルチナイト処理によって表面に形成される硫化層が、摩擦抵抗を低減させる潤滑剤のような役割を果たします。これにより、鍛造時の耐かじり性と耐摩耗性が飛躍的に向上しました。 実際に処理を施した結果、金型交換までに加工できる部品数が従来比で10%向上し、生産性の改善に寄与することができました。
当社では、マルチナイト処理をはじめ、お客様の製品の使用環境や課題に合わせた最適な表面改質をご提案いたします。金型の早期破損や、交換頻度を減らしてコストダウンを図りたいとお考えの方は、ぜひ一度「熱処理技術ナビ」までお気軽にご相談ください。
